豚のいる生活【生物工学科】
2025年8月6日 07時53分現在、生物工学科・畜産班では分娩直後の母豚が急死し、母乳を飲むことができなくなった緊急事態の豚たちの人工哺育を畜産班総出で行っているわけですが、男子初の人工哺育に挑戦中の柳原くんが夏休み中の様子を報告してくれたので紹介します。
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👆初日の夜の様子
先日男子初の人工保育挑戦者として紹介された柳原です。
7/25から預かった耳刻番号4番のオス豚です。
体重は現在1.4キロで他の子と比べて少し大きいです。
初め、名前は付けるつもりはありませんでした。しかし、「ブー」 「ビー」となくことから、私の父がブービーと名付けてしまいました。
母乳を飲んでいないためすぐに死ぬかもしれないと聞いたことや男子初ということもあってプレッシャーを感じていますが、今のところ元気に育っていて一安心です。
彼は誰かが撫でるか抱き上げないとなき叫ぶような子です。
哺乳瓶でミルクを飲ませようとしても嫌がり、器でしか飲ませれませんでした。
そして、約5日が経ち、彼は食欲と尿の回数と元気がとてつもない子豚になりました。
ミルクの入った器を口元に近づけようものなら「早くよこせ」と器をひっくり返します。まるで「ちゃぶ台返し」のようです。
死ぬかもしれないと言われたので覚悟していましたが、まさかこんなやんちゃ坊主だったとは…!
抱きかかえなければ寝なかったのに、今では「やめろー!」とぐにゃぐにゃ動きます。まるでウナギです。
夏休みはまだ一か月ある。彼の元気に私の身体はもつでしょうか…
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ひとまず元気に育っているようでよかったです。
しかし、順調に育っている子豚がいる一方で、残念な結果になってしまった子豚たちもいます。
体重が思うように増えなかった豚。順調に増えていても急変してしまった豚。
免疫を多く含むといわれる初乳を母豚からしっかり飲むということは、本当に大事なんだと実感しています。