伊予農日記

農産物の流通現場を学ぶ(園芸流通科 2年生 現場見学)

2023年7月21日 16時32分
園芸流通科

 本日から夏休みに入りました。園芸流通科では長期休業中の時間を有効に活用して、普段の授業では体験できない学習活動を展開することによって、学びを深めています。
本日は園芸流通科2年生全員が「現場見学」として、農産物の流通現場の見学に行き、農産物の流通の現状について学びました。
最初は「松山市中央卸売市場」を訪問しました。教科書でしか学んだことのない卸売市場を実際に見学し、青果物の流通現場や花きのせりについて学び、他にも市場の役割や現状と課題、バナナの貯蔵について、取扱量の多い青果物など、たくさんのことを教えていただきました。

   

続いて、今治市にある「さいさいきて屋」を訪問しました。到着後、食堂やカフェで地元の食材を堪能し、直売所で様々な物品を購入した後、担当の方から「さいさいきて屋」についてのお話しをしていただきました。直売所の現状や課題、これからの戦略についてお話しをしていただき、農業の楽しさや、何事にもチャレンジし続けることの大切さを学びました。

   

最後は、今治南高校日高農場を訪問しました。園芸流通科が現在学んでいる「キク」や「ブドウ」、「メロン」の栽培の様子を見学し、本校と同じ品種でも育て方の違いなどを知ることができ、とても勉強になりました。

   

今日の1日はとても実りのある良い実習になりました。今後の学習につなげていきたいと思います。
今回の見学にあたり、準備、説明等していただいた関係者の皆様、本当にありがとうございました。