今日は朝から混乱しました。1限目の途中で急に放送が入り、曰く「次の放送がかかるまで教室を移動してはいけない」というのです。それ以外もいろいろ言っていましたが、聞き取れませんでした。
本来なら授業が終わる時間になっても生徒は誰一人外へ出ず、スマホを触ったり喋ったり、寝たりしていました。(省略)
この学校で何か起きていることは分かったのですが、それが何かは分かりません。周りの生徒の様子から推測して出た可能性は、校内に熊が出たとか、そこらでした。これならいろんなことにつじつまが合います。
しかし、実際は違いました。
英語の先生が話しかけてくれたのでついでに何が起こっているのか聞くと、隣の中学で生徒が銃持って脅迫しているというのです。うそでしょ。
コロンビア高校と中学は同じ敷地内にあります。しかも、銃持って脅迫です。警察も動く事態になっているようで、結構な大事件でした。
私はこの状態になった経緯を聞いて驚きました。中でも一番驚いたのは生徒たちのこの空気感です。この状況で寝れますか?普通。
先生に「これは普通の生徒たちの対応なのか」と尋ねると、全力の否定が返ってきました。
このような事件はここ20年程で激増し、今では年に一回くらいこんなことがあるそうです。去年は学校に爆破予告が来たりして結構大変だったんだとか。
以上、オレゴン州に留学中の生物工学科、森さんからのレポートの一部紹介でした。アメリカ、怖いですね~