豚のいる生活【生物工学科】
2025年8月20日 12時43分現在、生物工学科・畜産班では分娩直後の母豚が急死し、母乳を飲むことができなくなった緊急事態の豚たちの人工哺育を畜産班総出で行っているわけですが、男子生徒で初めての人工哺育に挑戦中の柳原くんが夏休み中の様子を報告してくれたので紹介します。
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お盆が終わり、夏休みもあと1週間とちょっと…
ブービーとの生活も3週間以上たち、振り返ってみるとだいたい振り回されてばかりだなと感じています。
数日前、後ろ足に腫れがあり、食欲はあるが体力が衰えてきてあまり歩かなくなりました。
「あ、もうダメかもなぁ…」と思いつつ、内心「なんとか持ちこたえそうだな」とも期待しました。
私としては、希望的観測を含めて生存:死亡=7:3くらいで考えていました。
←腫れていた後ろ足の様子
ペットであれば動物病院などに連れて行くのですが、ブタは産業動物です。
畜産経営を考えたとき、子豚の治療にコストをかけるのは良い選択ではなく、見守るしかできません。
できることはしっかり栄養を摂らせること。
それから1週間後…
←ベランダに出て、走り回るブービー
元気 です。
騙されました。常に走り回っています。
毎日反復横跳びのようなシャトルランのようなことをしています。
体重も元気がないころは1.6~1.9を行ったり来たりしていましたが、
今は2.5キロです。でかくなりました。
手を近づけると、鼻で押し上げたり噛んだりします。
元気になったことが今となっては、嬉しいような悲しいような…いや、嬉しい。
その活力を私に分けてほしいものです。
あと数日なんとか耐えてみようと思います。
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現在、人工哺育前に1頭、人工哺育中に3頭の子豚が残念な結果になってしましました。
一方、体重2㎏をやっと超えた個体もいれば、5㎏を超えた個体もいます。
その違いはいったい何なのか。夏休み明けの報告・分析が楽しみですね。
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