伊予農日記

ロールケーキづくりを通して原価計算を学びました

食品化学科

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食品化学科3年の「農業経営」の授業で、ロールケーキの製造を通して原価計算の学習に取り組みました。

農業経営では、生産物をつくるためにどれだけの費用がかかっているのかを正しく把握することが、適正な価格設定や経営改善の第一歩となります。今回は、身近な加工品であるロールケーキを題材に、「つくる」ことと「経営を考える」ことを結びつけて学習しました。

授業ではまず、班ごとにロールケーキを製造しました。生地づくりから焼成、クリームの仕上げまで、協力しながら丁寧に作業を進めました。

製造後は、実際に使用した材料の量をもとに、1本あたりの原価を計算しました。卵や小麦粉、砂糖、生クリームなどの材料費に加え、包装資材費、オーブンなどの光熱費、作業にかかった時間から考える労務費なども費用として取り上げ、「材料費だけでは本当の原価は分からない」ことを確認しました。今後は、算出した原価をもとに、利益を確保しながら消費者に選ばれる販売価格について班ごとに話し合い、発表する予定です。

生徒からは「普段何気なく買っているお菓子の価格に、こんなに多くの費用が含まれていることに驚いた」「材料のロスを減らしたり作業を効率化したりすることが、利益につながると実感した」といった感想が聞かれました。

今回の学習で身につけた原価の考え方を、今後の農産物の生産・販売実習や農業祭での販売活動にも生かしていきます。