合鴨さんお疲れさまでした!【生物工学科】
2025年8月25日 12時50分例年通りのタイミングで今年も稲穂が出てきました。
稲穂が出ると合鴨達は穂を食べます。合鴨は喜びます。でも私たちは困ります。
ということで、合鴨を水田から引き上げました。
広い水田を泳ぎ回っている合鴨をどうやって捕まえるかというと、、、
①まずは合鴨を腹ペコにさせます。←彼らはいつでも腹ペコですが、この手順は超重要です。
②腹ペコの合鴨をエサで小屋の中へおびき寄せます。(この小屋は、支えをパッと外すと自重で垂直にシャッと閉じる扉を装備したお手製合鴨小屋です。)
③すべての合鴨が小屋に入り、エサに夢中になっている隙を狙って扉の支えをパッと外し一網打尽にします。(万が一捕まえ損なうと、逃げた合鴨は警戒心MAXで、「エサでおびき寄せ作戦」が通用せず、捕まえるのが非常に困難になるので、この手順は絶対に失敗が許されない、一撃必殺のテクニックが要求されます。)
④すべての合鴨を小屋の中に閉じ込めたら、あとはどんどんカゴに入れて運べるようにするだけです。
自重で閉まる扉の反対側には開き戸がついていて、小屋の中への出入りも自在です。この小屋は非常によくできています。
丸々太って大きくなりました。
トラックに積んで運びま~す🦆
合鴨が毎日水田を泳ぎ回ってくれたおかげで雑草は生えませんでした!今はまだ水田の水が濁っていて中が見えませんが、そのうち澄んできたらジャンボタニシがどのくらい減っているかも確認できます。ほとんどいないくらいまで減っていることを願いたいです!!
暑い中、合鴨の引き上げ実習に名乗りを上げてくれたIさん、貴重な経験ができましたね!お疲れさまでした!!
生物工学科 一丁地水田 合鴨農法 出穂 合鴨引き上げ 丸々太った合鴨 一網打尽 ジャンボタニシよいなくなれ もっと自然に漬かろうぜ いいね!生工 いいよ伊予農!