お知らせ
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園芸流通科
農業と環境(ダイコン収穫) |
野菜(キャベツ等収穫) |
草花(秋の花苗栽培) |
果樹(ブドウ収穫) |
流通(いきいき市) |
流通現場見学(卸売市場見学) |
園児との交流(野菜植え) |
園児との交流(花育活動) |
園児との交流(みかん収穫) |
1 学科の特色
①園芸流通科は、高校卒業後、地域社会に貢献できる人財の育成を目標に掲げており、「実習五訓を実践し、労をいとわず、人のために汗を流せる人財の育成」をモットーに、草花・野菜・果樹の生産だけでなく、農産物の流通・販売まで学ぶことができる学科です。
それらの学習をとおして、農業の知識や技術の習得はもちろんのこと、責任感や協調性、積極性など、将来、社会に出て働くために必要な力(社会人基礎力)を身に付けることができます。
②草花では・カーネーション・シクラメンなどの鉢花や春秋の花苗の栽培、野菜ではトマト・キュウリ・ダイコンなどの栽培、果樹ではミカンやブドウ・カキなどの栽培を自分たちの手で行います。
また、育てた農産物は、校内の販売所「いきいき市」や移動販売等で学校の先生方や生徒、地域の方に直接販売をしています。さらに販売するために必要な簿記やマーケティング、ディスプレイ、パッケージデザイン、広告作り等の内容も学習します。
③さらに、学科の特色を生かし、地域の園児等と栽培や収穫の交流(食育・花育活動)も積極的に行っています。園児たちに農業の面白さを伝えるとともに、生徒が異世代との交流をとおして、学校だけでは学ぶことができない様々な学びや気づきを得ることができ、大きな成長にもつながっています。
また、農業の6次産業化や流通の現場を学ぶために、先進農家や卸売市場、産直市等の見学を行っており、本物の現場を実際に見ることで教室だけでは学ぶことができない、多くの知識を身に付けることもできます。
④このように園芸流通科は幅広い分野を学ぶことができ、身に付くことも多いので、生徒の満足度は非常に高く、良い学習環境で雰囲気もとても良く、生徒みんながいきいきと学習に取り組んでいます。
みなさんも、将来、地域社会に貢献できる人財になるために、園芸流通科で多くのことを学び、たくましく成長してみませんか?
2 学習の内容
(1)農業と環境・・・農業に関する基礎・基本を学習する科目です。トマト・ダイコン等の野菜栽培を行います。
(2)課題研究・・・野菜・果樹・草花・流通の4つの分野があり、各自が課題(テーマ)を設定し、その問題解決のため研究を行います。流通分野は「いきいき市」の運営を担当します。
(3)総合実習・・・野菜・果樹・草花の3分野があり、専攻班に分かれ、それぞれの分野で詳しく園芸作物についての知識や栽培技術を学習します。
(4)農業と情報・・・ワード・エクセル・パワーポイント等について学習し、データの処理方法や文書作成を学習します。また、農業における情報の有効活用やスマート農業についても学習します。
(5)野菜・・・野菜についての知識・技術を学習します。エダマメ、スイートコーン、カブ、ダイコン、タマネギ等の栽培を行います。3年次には自分たちで1年間の栽培計画を立て、栽培から商品づくりまでを学習します。
(6)果樹・・・果樹についての知識・技術を学習します。ウンシュウミカンを中心とした多くの柑橘類の栽培を主に、ブドウ、カキ、ブルーベリー、モモ等の落葉果樹の栽培を行います。
(7)草花・・・草花についての知識・技術を学習します。キク、カーネーション、シクラメン等の鉢花、パンジー、ビオラ等の花苗栽培を行います。また、花を用いた装飾活動や花育活動も展開しています。
(8)農業経営・・・農業簿記について学習します。簿記検定の資格取得を目指します。
(9)食品流通・・・農産物の流通について学習します。販売士検定の資格取得を目指すことも可能です。
(10)現場見学・・・青果物の卸売市場や産直市、先進農家等を見学し、農産物の流通や農業の6次産業化について学びます。